よしみよしみ

バンクーバーからこんにちは。コロナの影響で今日も引き続き引きこもって授業を受けている浅川よしみです。


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ちなみに何か変化はありましたか?


よしみよしみ

韓国人のクラスメイト複数名がオンラインでのCO-OPのコースは継続せず、韓国へ帰国を決めました!

 

バンクーバーの今現在の状況

ピリピリとしたムードはかなり深刻です。現状のカナダで主に留学生&ワーホリの方に影響の出ている政策は↓

  • 公立の学校の休校(再開未定)
  • イベントの中止
  • 不要不急の外出の自粛(日々の買い物は許されていますが、大変時間がかかるらしい)
  • レストランやバーの休業
  • エステサロン、指圧、ヘアサロンの休業
  • 薬局スーパー以外のお店(服や靴、コスメ)の休業
  • カフェのテイクアウトのみの許可(しかしスタバなど閉まっているところ多し)
  • 大学や語学学校は全てオンライン授業の実施かつ教職員の出勤停止
  • 空港の入国規制発令!(一応、日本人のビザ持ちの人は入国できることになってますが、今の日本の状況じゃ拒否られる日も近いかも)
  • 公共機関も必要最低限のスタッフ以外出勤停止→テレワークへ
  • 物流など必要な物と人以外の
  • 公園などのパブリックスペースでの2メーターの物理的距離をとることを条例で指定(違反したら罰金)
  • 体調不良の方の公共交通機関の乗車不可

よしみよしみ

書き出してみると思っていた以上に色々ありますね。


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実際のところコロナの罹患者ってどのくらい増えてるの?


よしみよしみ

昨日見た時点で800人越えしてて、毎日100人弱の新規の罹患者がBC州で発生してる。ただ、BC州の人口って5,100万人いて東京の5倍くらい?広さもかなりあるから正直密度と率で言うと東京のここ数日の60人ずつ増えてる状況の方がヤバいって思います。
っていうか、正直数字を見ても全く実感が沸かないって言うのが本音です。まわりでは誰一人コロナにかかっていなくて、ただただ異常な雰囲気の中不自由な生活をしている感じです。


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外出規制はありますか?


よしみよしみ

今のところ(2020年3月30日現在)バンクーバーでの外出の規制はありません!だから散歩をしても捕まることは無いです。けれど、白い目で見られる外圧は感じるかな……。シェアハウスなどの人が食料を買いに出るなどの理由でない限り家にいろよ(怒)な感があります

バンクーバーのコロナによる状況変化

ここ1ヵ月で物凄く変わったと思います。
ただ、私のホストファミリーは小さいお子さんがいらっしゃることもあってか1月頃から気にしていたと思います。
本当なら3月の冬休み期間にNY旅行へ親戚家族が行く予定だったのですが、2月にはキャンセルしてたので……。その頃は私の方がのほほんとしてて、何大げさなって思っていたけど、今のNYの状況を考えると完全に正解だった。

1月

コロナのニュースは聞こえてましたが、あくまでも中国でのことでこちらでは誰も気にしていませんでした。日本と韓国で罹患者が増えているって情報を聞きましたが、それでもあくまでも日本のオリンピック大丈夫かなぐらいで他人事っぽかったですね…。

2月

少しだけ危機感を持つ人が増えてきた感じですが、レストランで箸とかナイフフォークを洗ったり拭いたりしていると神経質な人扱いだったかも。
ただ、すでに私のホストファミリーやその親戚は子供たちを守るためにもそんな行動をとり始めていましたね。
私は純日本人なので、基本的にうがい手洗いは徹底していましたが、マスクは花粉が飛び始めていないのとこちらでのマスクハラスメントが怖くってつけていませんでした。(隣のアメリカとかでマスクをしているとばい菌扱いされたりと公共交通機関でのトラブルが本当に怖かった)
アジア人とかに限定せず、留学生を危険視する声がちらほら聞こえてきたのもこのころです。3月に旅行(カナダ国内)を計画しているクラスメイトに対してコロナが怖いから行かないで欲しい、もし行くなら家に入る前に病院で検査して欲しいという要求があったり、外出時にマスクをして欲しい(自分たちはしないけど)と言われ始めたころです。
毎週新しい留学生が入ってくる語学学校でコロナが増えることが怖いって感じでした。
でも地元のカナディアンはそれほど気にしているようには見えなかったです。お店とかも普通に開いてましたし、ダウンタウンでのお出かけはそれほどピリピリしていませんでした。

3月

急展開したのは3月に入ってから、それも第2週目ですね。
大きな出来事としてはこの週に立て続けに別の語学学校ですがコロナの罹患者が発生し学校閉鎖が起こったことですね。そして第3週目には翌週からのオンライン授業をする旨お達しがあったりと色々変わりました。
結局、第3週目の水曜日からオンライン授業に切り替わり出国できても入国できないとか色々変化がありましたが……。
現在続いている一連の規制や外出制限の生活が一気に始まった感じです。ホストファミリーはやっと危険な学校やダウンタウンへ外出しないでくれると一安心していたみたいですが……。
カナディアンの反応は制限や規制が始まった時は大げさなって感じでしたが、日に日に罹患者が増えて一斉にお店が閉まったあたりから主に生活面で今後の展望が見えずパニックになる人が増えました。買い占めとか……。正式に給与保障などの話が出ていますし、オーナーに従業員を首にしないように呼びかけていますが、ワーホリの方の保証があるとあまり思えず……。在住の方はナショナリティーにかかわらず保証されると思いますけど。
そして、想像以上に巣ごもり生活はお金がかかってストレスフルっていう今現在です。
でも、死者が増えるにつれて今では外出している人を見かけなくなりました……。物理的距離を取る規制が発令されたあたりから本当に誰も外にいないですね。

帰国すべきかしないべきか

これは本当に判断が難しいと思います。人によって状況が様々なので……。
私はそもそもの帰国予定が7月で上手くいっていれば移動時期のコロナの状況はもっと良くなっている可能性が高い(希望的観測ですが)のと今ここで帰ると高齢の母にコロナを移して殺しかねない事が理由でバンクーバーにとどまる決意をしたけれど、母が50代で私が20代なら帰国したかもしれません。
ただ、もし金銭的に選べるのなら私は移動しない方が良いのではないかと思います。やっぱり空港とかに行くとどうしてもコロナのキャリアに遭遇する可能性が高くなりますし、自身の症状が軽くってもそれを別の場所に行って知り合いにまき散らしその中に高齢者が居たら自分が原因でその人を殺すかもしれないって思うと恐いです。

おわりに

鬱々とした内容になりましたが、私の周りでの罹患者と死者はいまだいません!これはカナダの政策が功を奏しているのだと信じたいです。
ではでは。