バンクーバーからこんにちは。浅川よしみです。
今日はバンクーバーで行った日本語の通じる歯医者について書きたいと思います。

 

行く経緯

事が起こったのは9月の終わり、まだ留学に慣れていない時期でした。
歯科治療が保険の対象外であることは知っていたので、絶対に虫歯になりたくないと毎晩フロスでしっかり磨いていた時に悲劇は起こりました。

フロスを引き抜いたところ、右上の奥歯の白い詰め物のかけらがポロッ……。
やっちまったな
詰め物が欠けた状態でまだ9ヶ月近くある留学期間を乗り切れるわけがないと、歯医者を探すことに。

ちなみに、この歯は日本にいた時から「次欠けたらクラウンだから」と言われていたギリギリの歯。欠けていないのに詰め物外すと削らないといけないからそっとしておこうという状態でした。(その状態で1年以上なにも起こらなかったので、まぁ、留学中も大丈夫かななんて……。甘かった)

日本語の通じる歯医者

一応、英語で歯の状態をどう言うのかなど確認しましたが、

  • 留学したてで英語が中級の下
  • 体が小さいアジア人なので海外の麻酔量が心配
  • 万が一アレルギーが出たらどうしよう
  • 日本の国保に対応しているか確認したい

というカナダに不信感アリと疑われるような理由で日本語の通じる歯医者をネット検索。
受付から日本語が通じるということで「Dr. Kaori Sato」に行ってきました!

歯科治療の流れ

予約と初診

日本語でお願いしますと言い、国保に対応していることを確認してから予約を取りました。
幸いなことに痛みが全くなかったので授業が終わってから行ける日を選択し行きました。
この日は問診票を書き、レントゲンを撮って見積もりをもらって終わりです。
ちなみにこの初診料とレントゲン代合わせて$56.2(¥4,608)※1カナダドル=82円で計算でした。

(えげつない)見積もり比較

なるべく安く済ませたいというのは私ならずとも皆の願いかと思います。一応ダメ元で私は2パターンで出してもらいました。
パターン1:かぶせ物は作らず、白い詰め物にする
 ⇒$540(¥44,280)
パターン2:セラミッククラウンで完治させる
 ⇒$1,440(¥118,080)
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

おススメは当然パターン2でした。一番の理由は虫歯が5面全てに広がっておりそもそもの治療費が安くない上におそらく強度的に9ヶ月もたずに再度欠けてとれる可能性が高いとのこと。
一応、考えますとは話しましたが9割がた完治させようと考えていました。
うーん、一番の誤算はパターン1もぜんぜん安くなかったことですね。私はいつか銀でアレルギーが出るんじゃないかという恐れから日本でもセラミックにしていますが、一人親方の歯医者で技工士さんを使わないため1本5万程度でできちゃうんですよね。。。日本で治療しとけばよかった。それも会社勤めしているときに( ;∀;)

治療1回目

麻酔をし虫歯の治療とセラミッククラウン用の型取りです。一番驚いたのは口を開けたまま固定するゴムの器具を使用して治療をしたことです!日本ではあまり使わないけれど、カナダでは一般的とのことです。ゴムのアレルギーの方はお気を付けください……。
一時的な白い詰め物で蓋をしてこの日は終了しました。

佐藤先生の腕は大変よく、麻酔も多すぎず少なすぎずの完璧な量でした。治療終了後には食べても平気なくらい麻酔が終わっていて、鈍痛も無くとても良かったです。ちなみに治療は2時間かかりました。
また、完全に治療が終わったわけではないのでいったんデポジットとして見積りのほぼ半額の$700をお支払い。支払いはデビットカード、クレジットカードのどちらも使えます。

治療2回目

一時的な詰め物を取り、出来上がったセラミックを入れてもらってこれにて完全終了です!!1時間もかかりませんでした。

最終的にかかった費用

一応、見積りより少しだけ安くなり、$1,220( ¥100 ,040)でした。初診料を足すと合計で$1,276.2(¥104,648)です。
国保からどれだけ還付されるかは不明ですが、正直無いよりはましなのでつくづく住民票を抜いてこなくて良かったと思いました。

つらかったこと

もちろん一番つらいのは出費で間違いありませんが、他に
授業を休んで行かないといけなかった事
がとてもつらかったです。
なるべく授業後もしくは土日に行きたかったのですが、佐藤先生はとても人気だったのと2時間の治療は昼間しかダメとのことで……。泣く泣くお休みして行ってきました。
自腹きって留学に来ていますから、授業に出られないのは本当につらい。

おわりに

長期留学を考えている方、絶対に歯医者に行ってください。そして、今すぐじゃなくても将来的に治療が必要な歯は全て治療してから渡航しましょう!!

実は、下にもう1本同じ様なギリギリの歯を持っている私は気が気ではなく。
心の平安のためにも絶対に治療してくださいね。
ではでは。