よしみよしみ

バンクーバーからこんにちは。今日は今通っている語学学校VanWest College(バンウエストカレッジ)のESLの授業について書きたいと思います。


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今学校は何カ月目ですか?


よしみよしみ

今4ヶ月目ですね!6週間で1レベルずつ上げ、今はビジネスイングリッシュを勉強中です。


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それでは、超個人的意見満載の授業レビューをどうぞ。ちなみに、VanWestCollegeの全体的な感想はコチラ

 

VanWest CollegeのESLコースについて

上がVanWest Collegeのパンフレットで、ESLコースのレベルチャートになります。
私は1月の入学時に「Level6」、その後「EAP300」を経て「LINGUASKILL BUSINESS Advanced」にいます。ちなみに、「LINGUASKILL BUSINESS Intermediate」は午後の選択授業のため、実際の組み合わせ的には
「Level6」+「LINGUASKILL BUSINESS Intermediate」…6週間
「EAP300」+「LINGUASKILL BUSINESS Intermediate」…6週間
「LINGUASKILL BUSINESS Advanced」+「Grammar」「Pronounce」…今ココ
です。

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IELTS対策コース以外は全て制覇している感じですね


よしみよしみ

そうなりますね。私の目的が最終的にはLINGUASKILLの試験で高得点を収めて帰国後の就活に役立てる+速やかにビジネスで英語を使用するというものだったのですが、このプランニングは実はVanWestではレアな部類に入ります。


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主流は?


よしみよしみ

一番多いパターンは最終的にCo-opのカレッジ進学組ですね。その人たちはEAP300を終了することが必須条件となり、だいたい「Level6」or「EAP200」⇒「EAP300」⇒「カレッジ」でしょうか。次に多いのはワーホリとか短期留学で幅広く一般英語を学習したい人。この人たちはずっと一般英語でレベルを上げていくかんじです。

「Level6」の授業について

教科書は2冊で、「Listening&Speaking」「Reading&Writing」です。朝のピリオド1&2が「Listening&Speaking」、ピリオド3&4が「Reading&Writing」です。この教科書の各ユニットを1週間かけて勉強していきます。各ユニットのテーマとそれに紐づく「ボキャブラリー」「グラマー」「スピーキング&ライティングスタイル」が決められていてテストを通じてチェックしていきます。

Listeningの勉強内容とテスト

先生ごとに勉強のさせ方は様々ですが、私の担任の先生は結構厳しめです。まずは教科書も何も見ずにリスニングしてメモをとり聞き取った内容をクラスメイトと話し合うその後教科書の設問に答えるという鬼難のスパルタ勉強方針でした。普通に設問からある程度内容を想定して聞くよりもはるかに難しくて、はじめの頃は慌てるばかり……。
テストは毎週金曜日に実施で、普通にリスニングして設問に答えます。毎回テストは11問程度の設問しかありません75%以上のスコアをとろうとすると2問以上落とせないことになるので、集中してください!!

Speakingの勉強内容とテスト

はっきり言います。スパルタです。
授業内では色々テーマに沿ってクラスメイトと自然に会話をすることが多いですが、一番のポイントは「スピーキングテスト」です。
毎週だいたい木曜日(雪にて休校などあると金曜日になったりも……)に「スピーキングテスト」という名の3~5分間スピーチがあります!!(たまにディスカッションの時もありますが、6週間中1回のみなので、基本スピーチだと思ってください)
このスピーチが曲者で、メモを読まずに自然な発表形態でみんなの目を見て話すこと、今週のユニットに出てきた10個程度の新ボキャブラリーの内最低5個使用すること、1個以上今週のユニットのグラマーを入れること、があげられます。
正直、普段からスピーチを授業でやらない日本人にとってはかなり大変です。私は長―い社会人経験から朝礼発表とかで2分スピーチなどそれなりに日本語での発表経験があるためまだましですが、そもそも発表が苦手な人にとって英語でこれを毎週は結構辛いものがあるかと思います。
ちなみに、上記3つの観点+発音を合わせた4つの観点×5段階評価の20点満点で毎週評価されます。コレの75%以上ですから……。
ちなみに、最初のスピーチにて私は「メモを読みすぎ」ということで1点でした。確か総合で15点で……(;´Д`)このままではまずいとあえて準備をしすぎないという戦略に切り替えました(-_-;)完璧にメモを作るとどうしても読んでしまいますし、かといって英語のスピーチを完璧に覚えられるほどの頭もないので……。抑えるべき単語とグラマーをメモして前日に3回ほど練習したら本番を迎えるようにしました。

Readingの勉強とテスト

Readingは取り立てて大変ということはありません。次のレベルに8週かそれ以下で上がりたいなら、毎週出される宿題は絶対に真面目にやってくることが一番重要です。あとは、なるべく新単語を覚えるようにすることぐらいですね。
毎週金曜日に多義選択式のペーパーテストがあります。リスニングと同様で設問は11問程度ですので、75%以上のスコアをとろうとするとこちらも2問以上落とせません。毎回100点をとる気持ちで集中して頑張ってください。試験パターンはいつも同じで、前半は各段落にサブタイトルを付ける、後半は文章の内容について回答を選択するというものです。私は比較的得意な方なので何とかなりましたが、サブタイトル付けが苦手な人はとにかく多読することから始めた方が良いかもしれません……。

Writingの勉強とテスト

Writingは毎週小論文を1本書いて提出します。スケジュールが決まっていて、月曜日は小論文のプロットを提出、水曜日にクラス内で30分ほどでファーストドラフト(書き終わるのが望ましいけれど、必須ではない)木曜日の宿題で小論文を書いて提出です。
小論文のプロットでは文章を書いてはダメで単語やフレーズのみで説明します。また、ここでもスピーキングと同様に新単語5つを盛り込むことが重要になってくるので注意が必要です。水曜のクラス内でのライティングではこのプロットの紙と教科書を確認することを許されますが、辞書(もちろん携帯の翻訳はもってのほか)は使用できません
段落数、論文のフォーマットなどかなりシステマチックに指定があり普通に驚きの連続でした。個人的には一番カルチャーショックが大きかったですね。私、国立大卒で卒業論文も仕上げた経験がありますが、こんな第一段落では何を書きなんてやった覚えがありません(;^ω^)
ちなみに、金曜に提出した小論文はその日の内か遅くとも翌週月曜日には採点されて戻ってきます。最終の小論文だけでなく、プロットの点数、ファーストドラフトの点数を加算して最終的に20点満点の採点です。

よしみよしみ

とにかく、先生からのフィードバックと指示をよく聞いて、それに従って書きましょう!新単語5つ盛り込むのは本当に大変ですが、採点に直で影響するので、できることは絶対に押さえてください。

おわりに

長くなってしまったので、今回は一般英語の「Level6」のみの振り返り&感想にしました。全体的に言えるのはシステマチックに採点されるので全ての観点で真面目に先生の言うことを良く聞いてください。(そうしないと次のレベルへ上がれませんから)
あと、もう一つ直接英語の勉強とは関係ないですが基本的に「追試がありません」なので体調管理はくれぐれもしっかりして、授業も遅刻せずに毎回出ましょう!
それでは、パート3へ続きます。